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日射遮蔽(にっしゃしゃへい)って何?

- コラム

こんにちは、広報担当です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

お盆休み明け、ちゃんと仕事復帰はできましたでしょうか?
最近はテレワークが浸透し、自宅で仕事をされている方も多いと思います。
実は熱中症の約4割が室内で起こると言われていますので、
体調管理とあわせて、室内の環境管理にも十分お気をつけください。

室内での熱中症は、室温や湿度の上昇で引き起こされるほか、
屋外での活動後に室内で適切に体を冷やさないことも要因となります。
また、夜間に冷房をつけないと屋外の気温が下がっても室温が上がり、
寝ている間に熱中症になってしまいます。

実は太陽光の熱の7割以上が、窓などの開口部から侵入してきます。
前回のブログでお伝えしたように、
パッシブデザインでは夏の強い日差しを遮ること(日射遮蔽)が重要で、
たとえば奥行きの深い軒や2階のバルコニー、オーニングなどを利用して
熱の侵入を防ぐのはひとつの方法です。

そのほか、日射遮蔽部材としてカーテンやブラインドを設置するのもいいでしょう。
(カーテンやブラインドは目隠しの目的だけではないのです)

ある程度の断熱性能はもちろん必要ですが、
パッシブデザインの日射遮蔽を考慮した設計のほうが、
快適な空間は実現しやすい、と香木家では考えています。