Koubokuya Koubokuya

ミニ情報コーナー No.252【5月号】

- 香木家だより

なぜ「4月1日生まれ」の人と「4月2日生まれ」の人は学年が違うのか調べてみました。
 
学年や一般的な年度の区切りは4月1日~3月31日ですね。
それではなぜ4月1日生まれの人は当学年ではなく、
ひとつ上の学年になるのか?
 
その理由は法律で決まっているのです。
民法上、人が年をとるタイミングは誕生日ではなく、
誕生日前日の深夜12時に年をひとつとる=満年齢に達するとされ、
4月1日生まれの人は3月31日に年をとることになります。
 
そして学校教育法が定める「子女が満6歳に達した翌日以降における最初の学年の初めから小学校に行く」
という規定で前年度に組み入れられることになります。
つまり、4月1日生まれの子は3月31日の深夜12時に満6歳になる⇒早生まれの扱い
になり、ひとつ上の学年に。
4月2日生まれの子は4月1の深夜12時に満6歳になるのでひとつ下の学年になります。
ではなぜ、誕生日の前日が終了する深夜12時に年をとるのかというと
「うるう年」の2月29日に生まれた人は4年に1回しか年をとらないことになってしまうため、
誕生日の前日が終了する深夜12時にすると毎年2月28日の深夜12時に年をとることができる
という理由からだそうです。