KOUBOKUYA TSUSHIN 香木家通信
現場のことの記事(15件)
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新築工事 明石市 M様 -10- 「天井・壁 断熱工事」
2022.06.15- 現場のこと天井の断熱としてWB ボード(旭化成:ネオマフォーム)を垂木の下に張っていきます。 垂木の下に断熱材を張ることで、通気断熱WB 工法の屋根の第1通気層を確保しています。 断熱材の下の空気(天井裏の空気)、通気断熱 WB 工法の第2通気層は WB 工法の専用部材から屋外へ排出されます。壁の断熱材はセルロースファイイバーを吹き込みま す。セルロースファイバーは 新聞紙の残紙を粉砕して作られた線状の木質繊維で、それ自体が空気を内包して熱を伝えにくい性質を持っており、高い断熱性能のほかに 防音性、 防燃性、撥水性、防カビ性、防錆性を合わせ持つ優れた断熱材です。 柱にシートを張って内部にセルロースファイバーを充填していきます。隙間なく施工できるので、断熱欠損を防ぐことができます。 -
新築工事 明石市 M様 -9- 「木工事 床張り」
2022.06.15- 現場のこと床の断熱材を張りおえると、次は床板(杉の無垢材)を張ります。 この床板は徳島の製材所から直接仕入れています。 赤味の入ったきれいな床板です。 無垢材は年月が経つほどに自然の光沢がでてきて、味わい深くなっていきます。 少々の傷が付いてもサンドペーパーで軽くこすれば、ほとんど目立ちにくくなります。 大きな傷はきれいな水をたらしてタオルをかけて、アイロンでジュ。 深い傷もふくらむことで目立ちにくくなります。 普段のお手入れはきれいな布で水拭きで十分にきれいになります。 まずは2階から張っていきます。このころから杉の木の少し甘いようないい香りが強くなってきます。 1階の床を張りおえると、きちんと養生をして次の工程、天井と壁の断熱工事にはいります。 -
新築工事 明石市 M様 -8- 「断熱工事 基礎断熱と床断熱」
2022.06.15- 現場のこと内部工事も進んでいます。 基礎の内側にポリスチレンフォームを張っています。 床の断熱材も同じくポリスチレンフォームを使用。大引きの間に隙間なく入れていきます。 そして断熱材の位置がポイント。 これから張る床材(杉の無垢材)との間に10mmの通気層(WB工法の床の第2通気層)をとるために 大引きの天端から10mm下げて断熱材を入れていきます。 床板と断熱材との間に通気層をとることで、万が一そこに湿気が入り込んでも 間仕切り壁から2階の小屋裏を通って屋外に湿気を排出させることができるので、 床材の湿気による腐食を防ぐことができます。 床の断熱材を入れる前には通気断熱WB工法の土台に付けるバリアヘルスという専用部材を 取り付けていきます。 壁と床の断熱との境に見えているのがその部材です。 -
新築工事 明石市 M様 -7- 「屋根工事」
2022.06.15- 現場のこと外壁工事とほぼ同時進行で屋根工事も行います。 屋根の下地の上にルーフィングを張って、その上に屋根材を施工していきます。 今回はガルバリウム鋼板の立平葺きです。 ガルバリウム鋼板はアルミ亜鉛合金めっき鋼板のことで、 従来の鋼板よりも錆に強く、 耐久性に優れていて、重量も軽いので耐震性も高くなっています。 最近では瓦の屋根よりも多く選ばれるようになってきています。 外観のデザインもスッキリとした雰囲気になります。 -
新築工事 明石市 M様 -6- 「外壁下地工事」
2022.06.15- 現場のこと外壁下地に「大建工業」の「ダイライト」を張っていきます。 ダイライトは地震や火災に強い耐震ボードで、腐りにくく白蟻にも強く、 その上通気断 熱WB工法に必要な透湿性もあります。 壁の中の断熱材と外壁下地材との間に湿気がこもると、合板などの湿気を通しにくいものでは 年数が経つうちに下地材が湿気で腐ってしまうことがあります。 ダイライトは湿気を通してくれるので、丈夫で長持ちするお家になります。 ダイライトを張り終わると、その上に透湿防水シートを張ります。 外壁側の通気層もしっかり、確保して、今回のお家はサイディングをご希望されているので 次はサイディング工事に入っていきます。