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「ミニ情報コーナー」 No247【12月号】

- 香木家だより

「毛布が上」「毛布が下」 暖かい布団の重ね方をご紹介します。

布団が保温効果を発揮してくれるのは、その布団の中に空気をため込んで布団の外の冷たい空気を遮断してくれるからです。
特に毛布を掛け布団の上にかけるか、下にするかで暖かさは変わってくるそうです。
今回は暖かい布団の重ね方をご紹介します。

〇布団の素材で重ね方が変わります。
羽毛布団:羽毛は体温を感知して膨らみます。
膨らむことで、空気を取り込みその空気層で保温力が高まります。
羽毛布団と体が直接触れている状態が理想で、羽毛布団と体の間に毛布があるとこの効果が得られなくなります。
なので、羽毛布団の場合は毛布が掛け布団の上に。
化繊、羊毛、綿布団など:綿布団は吸湿性があり日本の気候によく合っていますが、冬布団は重量と厚みがあり、布団を掛けたときに体と布団の間に隙間ができやすく、その隙間を埋めて空気層を作る効果があるので、毛布は掛け布団の下に。
他の布団も同様です。

〇暖かさ(温度)だけでなく湿度も大切です。
人によっては毛布を上に掛けると暑くなりすぎて蒸れすぎるときもあるそうで、そんなときは、吸湿性の高い天然素材(ウールなど)の毛布を羽毛布団の下に掛けるのがいいそうです。