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ミニ情報コーナー No.251【4月号】

- 香木家だより

「頂く」と「いただく」「下さい」と「ください」の違いと正しい使い分け方を調べてみました。
 
「メールをご確認頂く」これは良く目にするメールなどの一文です。
でもこれは間違いだそうです。
正しくは「メールをご確認いただく」です。
「いただく」は漢字でもひらがでもどちらでも良いというわけではありません。
それぞれに意味があり、用途によって使い分ける必要があります。
「お茶を頂く」「食事を頂く」などの動詞としての役割、
「食べる・飲む」「もらう」としての謙譲語として使う場合は「頂く」を用います。
「頂戴する」の「頂」と考えると分かりやすいですね。
「お越しいただく」「ご覧いただく」など補助動詞の役割、
「~してもらう」の尊敬語として使う場合は「いただく」を用います。
補助動詞をひらがなにすることは、文部科学省により決められているそうです。
 
「下さい」と「ください」も同じように
「ちょうだい」という意味の動詞で使う場合は漢字の
「下さい」
「電車でお越しください」
「ご了承ください」
など相手の動作に対してお願いをする補助動詞として使う場合はひらがなの「ください」を用います。
 
他にも「致します」と「いたします」も同じように使い分けが必要です。
周りから言葉使いが残念て言われないように言葉選びに注意しましょう